バムです。
本日はデュアルモメンタム×3倍レバレッジのパフォーマンスをコレクションの中から一つ紹介します。
今回はDM(デュアルモメンタム)の基本中の基本である中期モメンタムを使ったトレンドロングの一例です。*過去のX(twitter)のつぶやきをベースにリライトしています。
このデュアルモメンタムはDM2+としてnoteで公開している資産124倍になったデュアルモメンタム投資のシグナルAverage5に含まれているものです。
この記事の要約
2012年-2024年5月までで資産が423倍になったデュアルモメンタム投資の優れたパフォーマンスを紹介します。圧倒的なリターンと長期投資に向いたデュアルモメンタム投資の魅力。しかし大きなドローダウンに遭遇する一面もあり。
最高の投資法ってなんでしょうか。
その答えを僕は知りませんが、資産が423倍になるデュアルモメンタムなら知っています
まずは長期リターンの確認
2012年1月ー2024年5月(5月は途中経過)
比較はSPY(S&P500指数インデックスETF)とします。
一目でわかる右肩上がりにDM(青)と、存在が確認できないSPY(赤)
パフォーマンスサマリー
全てにおいて優れていますが、3倍レバレッジを使用しているためStdev(ボラティリティ)は大きく、瞬間的なMaxDrawDownも極めて深いです。
年間リターン
なんとDMは13年間のあいだマイナスリターンはありません。
1年間で2倍以上(Retun100%オーバー)になった年は3回もあります。
プロスペクト理論に基づけば、含み損(ドローダウン)の痛みはより大きく感じるものです。僕がお勧めしているのはRolling ReturnのLowを確認することです。
史上最悪のタイミングで購入したときの痛みを事前に知っておけば耐えられるはずです。
1year LowはDMとSPYはほぼ同等、3year Low以降はDMの独壇場です。
つまり1年以上続ければSPYと同等のリスクです、長期ならSPYより安全ともいえるでしょう。
少しマニアックに
ここではOut of Marketに注目しましょう。
地合いが悪い時に、うまく退避できることがデュアルモメンタム投資の醍醐味です。
長期投資では必ずイケていない時期にも遭遇するはずです。
Tracking Errorを確認するとIn Marketで+38.33%、out of Marketで+14.23%
どんな地合いでもインデックスより優位性があるのが確認できました。
Metricsも確認しましょう
詳細な項目の説明はnoteの投資Tips #2:Portfolio VisualizerのMetrics 30項目をすべて解説するをどうぞ。
Upside Capture Ratio (%)/Downside Capture Ratio (%)を確認してみましょう!
今回はリターンの優れたデュアルモメンタム×3倍レバレッジを紹介しました。
このDMは圧倒的なリターンなど良い面が多くありますが、瞬間的とはいえ-50%近いDDは心理的にはきついと思います。
その点を改良し、リターンは若干落ちるものも安定性を増したものがAverage5です。
一般的にはAverage5の資産100倍以上で十分だと感じます。
物足りないマニアには取扱注意の劇薬DMを準備中です。
このブログで2024年5月に累計資産524倍を達成した劇薬デュアルモメンタムを近日公開
します。